2007年9月3日月曜日

産学連携プロジェクト

産学連携プロジェクト

金沢工大と楽天が産学連携プロジェクト(石川)
 金沢工業大(野々市町)は、IT企業の楽天と連携してインターネットビジネスを実践的に学ぶ「楽天プロジェクト」を始めた。楽天が地方の大学と連携するのは初めてで、プロジェクトを通じて学生のキャリアアップ、人材育成と確保を目指すという。

 プロジェクトの講座は11月までの10回。「約3000万人いる楽天会員をもってして何が出来るか」「携帯電話を使った新サービスの提案」「学生向けのマネーサービスの提案」などの10のテーマから、学生は1つを選び、テーマを分析して問題点や解決策、費用対効果などを企画書にまとめて楽天に提案する。講師は楽天の社員らが務める。

 29日は、楽天執行役員の樋口将嘉さんが、楽天について、システムの「考案」「構築」「運用」する部門をそれぞれ外注せずに社内に持っているため、機動性が高いと説明。例として、オークション部門を設立した際に、インターネット上のトラブルを危惧(きぐ)するユーザーが多かったことから、「安全性、利便性を高め、携帯電話会社との連携するなどの工夫をした」と話した。

 今回のプロジェクトで、学生はシステムを考える部門を担当、樋口さんは「若い考えを生かして、プロデューサーの自覚を持って取り組んでほしい」と激励した。

(2007年9月3日 読売新聞)


今いろんな大学で、産学連携プロジェクトは行われているようですが、アイデアは有っても資金と技術力のない町の中小企業を、助ける様な産学連携プロジェクトが欲しいですね。

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