2007年9月2日日曜日

サイクリングで健康づくり

サイクリングで健康づくり

中高年に体の負担が軽い自転車で健康づくりが、おすすめとの
記事がありましたので、その紹介です。 

“自転車デビュー”…体の負担軽いから 中高年こそ

 サイクリングは中高年にとって、気軽に始められる健康づくりの一つだろう。
風景を楽しみながら風を切って走れば、気分はさわやか。
ストレス解消にもつながりそうだ。安全に楽しむコツも知っておきたい。

  サイクリングは、有酸素運動の一つ。体重をサドルとハンドル、ペダルの
3点で支えるため、足腰への負担が軽い。
財団法人「日本サイクリング協会」(東京)の小林博さんは「歩いたり走ったり
するのに比べ、ひざやかかとへの衝撃が少なく、故障が起こりにくい」と話す。

 同協会では中高年向けに、「cycling 活き粋(いいき)オヤジ世代の自転車読本」という冊子などで、具体的なアドバイスをしている。
http://www.j-cycling.org/

 ●専用道と宿

 まずは自転車。街乗りならば、クロスバイクと呼ばれるものがお薦め。
丈夫なマウンテンバイクと、速いロードレーサーの良さを兼ね備えている。
折り畳み式の小径車なら、車や電車に載せて遠出できる。

 次に、走る場所。小林さんは「お気に入りの場所を見つけに行くつもりで出かけると、いろいろな発見があります」と話す。
全国135か所に整備されている大規模自転車道は、車やバイクを気にせずに走れる。
全国27か所にある宿「サイクリングターミナル」を利用すれば、泊まりがけで楽しめる。
各地のサイクリング協会にお薦めコースを問い合わせてもいい。

 ●心拍チェック

 乗り方で注意したいのは、〈1〉足の位置〈2〉サドルの高さ〈3〉上半身の姿勢と腕――の3点。
「心臓に負担をかけないように、デジタル心拍計を着けて、心拍数をこまめにチェックして下さい」と小林さん。
運動効果があって、安全な心拍数の目安は、60歳なら毎分110程度だ。

 安全を考え、ヘルメットと手袋、サングラスは必需品。
最近は、色やデザインもさまざまだ。
肩ひじ張らず、格好から入るのもいいかもしれない。

(2007年8月26日 読売新聞)

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