2007年8月28日火曜日

携帯電話の暗証番号は4桁から8桁へ変えろ

携帯電話の暗証番号は4桁から8桁へ変えろ

携帯電話には重要な個人情報や、電子マネー・オンラインバンキングなどのお金に直結する情報が詰まっている。
ところが、携帯電話の暗証番号が解読されるのだ。
携帯電話の操作ロックでは、ロック設定と解除に暗証番号を利用する。
なんとこの暗証番号が、パソコンソフトで解読できてしまうのである。
携帯電話の操作ロック用暗証番号のうち、4桁のものはパソコンソフトで解読できてしまう。
特別なソフトは必要なく、市販の電話帳管理ソフトにある機能で暗証番号が解読できるのだ。
暗証番号を忘れた人のための補助機能なのだが、他人のケータイの暗証番号を解読するのに悪用されることもある。
ソフトのしくみはとても単純で、0000から9999のすべて番号を総当り式でチェックしていくものだ。わずか1万しか番号がないために、遅くとも10分程度で番号が解読できる。
操作ロックを外すだけでなく、もっと深刻な被害が出ることもあるだろう。
携帯電話には、重要な個人情報がたくさん詰まっている。

操作ロックの暗証番号を解読されないための対策
 1:8桁暗証番号のケータイに機種変更する
 2:必ず8桁いっぱいに設定

8桁暗証番号のケータイでも、初期設定では「0000」などの4桁暗証番号に設定されている。
このままではパソコンで解読されてしまうので、必ず8桁フルの番号を暗証番号にしよう。

(2007年8月27日 読売新聞)

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